第4回ヒストリアカップオフレポその①
11月3日(金)、古石場文化センターで行われた第4回ヒストリアカップに参加してきました。結果は予選ブロック8戦7勝1敗の1位通過、決勝トーナメント1回戦負けのベスト8でした。個人的にかなり満足いく結果が得られて気分がいいので?反省がてら振り返っていきたいと思います。
【ルール・GB環境の概要】
・第4回ポケモンリーグ任天堂公式トーナメント準拠《ニンテンドウカップ2000》
・1撃技の制限はなし
・クリスタル版で覚える技は未解禁
・スーパーわざマシン(技思い出し)は未解禁
・モバイルアダプタを使って覚えるタマゴ技は未解禁
・催眠ターンは1〜6
・1撃技が外れた場合カウンターが成功する(ハサミギロチン除く)
・破壊の遺伝子の混乱が255ターン続く
・その他プレゼントバグ・太い骨を持ったガラガラの攻撃が6段階上昇でオーバーフローするなどなど・・・
【パーティ構築】
1撃技が蔓延することから、環境の中心は最速で1撃技を放てる「①:みがわりつのドリル55ケンタロス」で、メタとして「②:混乱技+みがわり」や、つのドリルや自爆技をすかせる「③:ゴーストタイプ(ムウマ)」が流行ると予想(カウンター持ちがどれだけいるのかが全く予想できなかった)。
まずは、②、③に強そうなガラガラを採用することに決めた。①ケンタロスにものろいがなければ対面で勝てる。カビゴンの上から催眠技を放てる「④:ナッシー」にもめざめるパワー虫で確定1発で倒せるのも役に立つ思った。
ガラガラを使う構築を色々探し回ったところ、
「リフレクター or ひかりのかべを貼り自爆技で退場後にエース降臨」
「ドーブルでこうそくいどうを詰んだあとにバトンタッチでエース降臨」
が一番使ってて強そうな感じがした。
理由としては、
①ダメージ感覚がつかめておらず、受け回す構築はまだ使いこなせないと思った。
②参考サイトの対戦ログが30以上残っており、立ち回りが大変参考になった。
③1撃技が飛び交う環境上、受け回す構築より展開が早い構築が強いと思った。
④前回の初代VCで爆破速攻パーティを使っていたので自分に合ってそうな気がした。
→速攻型のパーティは常に後ろに何がいるかを考えながら交換読み等を行なっていくため、動きが初代VCや、サンムーンに似ているような気がした。
⑤催眠技のターン数がかなり長いので、キノコのほうしが打てるドーブルが強いと思った。などが考えられた(特に②が大きかった)。
また、裏のエースはガラガラ+ドーブルの苦手なフシギバナ対策や1撃技で色々とごまかしが効く「みがわりドリルケンタロス」を選択した。
【パーティ紹介】(選出数はフリー対戦を含む)
①55ガラガラ♂@ふといホネ(カロン) 選出数:9/11
技:ホネブーメラン・いわなだれ・めざめるパワー(虫70)・じわれ
実数値(個体値):182(15)-141(13)-174(13)-111(15)-144-103(13)
今回のエース枠。フシギバナのいない構築には全て選出した。
・50ムウマを97%以上の確率で1発、
・50マルマインの大爆発で削った後の50ハガネールを高確率で1発
という超高火力ポケモン。初めて使ってみてその火力に本当に驚いた。
・ホネブーメラン
「いばみがサンダース」、「みがわりドリルケンタロス」対策に入れてみたが、じしんでもいいような気もした。
・じわれ
積み技を詰んできたミルタンク・カビゴンやリフレクター対策に入れたが、負け濃厚の試合から勝ち筋を作り出す最強の技だった。
命中率3/7=約42%
・めざパ虫
ガラガラ軸のパーティにしようと決めたのが、大会直前期10/29頃?で厳選に間に合うか不安だったが420回近くの孵化でようやく妥協個体が生まれた。3日目にめざ飛の理想個体も生まれヘラクロス対策でこちらを採用しようとも考えたが、誘惑に負けずにめざ虫をギリギリまで粘ったのが大正解だった。11試合でナッシーを5体刈り取ることができた。
②55ケンタロス♂@ひかりのこな(ぎゅうたん) 選出数:2/11
技:すてみタックル・じしん・つのドリル・みがわり
実数値(個体値):198(15)-163(13)-160(15)-100(15)-133-177(15)
裏エース枠。↑で書いたようにフシギバナが入っている構築に対して選出した。マルマインで起点を作ってみがわり→つのドリルは単純で使いやすかった。ただ、突破困難な場合にやむなく放つガラガラのじわれと異なり、ケンタロスはつのドリルを当てることが前提で組み入れられているため、運が直接試合に左右する印象を受けた。パーティを煮詰めて他のポケモンに変えてもいいような気もした。
確定数を色々計算して、おんがえしやのしかかりに変えてもいいような気もした。反動ダメージがなかなかバカにならなかった。
・つのドリル
命中率1/3=約33% トータルで見れば合法的。
③50マルマイン@きせきのみ(グレネード) 選出数9/11
実数値(個体値):166(15)-101(15)-121(15)-131(15)-131-191(15)
圧倒的選出率。初代VCのように先発で出して、自爆退場してドーブルにつなぐ流れが使いやすかった。カビゴンと対面するとかなり不利になるのでドーブルを先発に出し、控えにマルマインを置く時も多かった。ケンタロス・ガラガラ・ドーブルと絶妙な相性だった。
・きせきのみ
フシギバナやナッシーのねむりごなを受けたり、あやみがでんじはスターミーなどに後ろを向かないように採用。かなり使いやすかった。
スターミーやシャワーズのような水タイプと打ち合う時に使ったが、等倍相手のポケモンに当ててガラガラの処理圏内まで削る立ち回りも頭に入れておくべきだった。
・でんじは
ナッシーやバンギラスに麻痺を入れて、ガラガラが先制できるように採用したが、
・持ち物で回復される
・麻痺すると眠らなくなる
ことが多かったので、リフレクターの方がいいような気もした。
④50ドーブル♀@きあいのハチマキ(リルム) 選出数9/11
技:キノコのほうし・アンコール・こうそくいどう・バトンタッチ
実数値(個体値):161(15)-56(x)-86(15)-71(15)-96-126(15)
マルマイン同様圧倒的選出率。ハガネール・カビゴン・バンギラスなど、ドーブルより遅いポケモンの先制をとって相手を眠らせるのが強かった。初代VCのルージュラの劣化版のような印象を受けた。
・きあいのハチマキ
持たせる道具がなかったので採用。どうやら55ケンタロスのすてみタックルで低〜中乱数(33%)らしいので、持たせる価値は大いにあると感じた。
・アンコール
ハサミギロチンやプレゼント、いかりのまえばなどでもいいような気もした。キノコのほうしで眠らせて2体目が出た時にこうそくいどうしかやることがないのが若干不便に感じた。
⑤50カビゴン♂@たべのこし(グースカ) 選出数3/9
技:のしかかり・だいもんじ・カウンター・じばく
実数値(個体値):266(15)-159(13)-116(15)-116(15)-161-81(15)
背後に控えるムウマが怖く、なかなか選出することができなかったが、選出した2戦でかなり活躍することができた。
ハガネール・エアームド対策で持たせてみたが、シャドーボール・じしん・じわれなど色々試してみたいと思った。
・カウンター
つのドリルケンタロスやじわれカビゴン対策で採用。結果的にリフレクターを貼ったあとに出てきた55カビゴンのばくれつパンチをカウンターで跳ね返して倒すことができた。
⑥50ナッシー♂@おうごんのみ(スポーア) 選出数1/9
技:サイコキネシス・しびれごな・リフレクター・だいばくはつ
実数値(個体値):201(15)-140(9)-130(9)-176(15)-116-106(15)
→15-13-15-15-15個体もいたが、
なぜかしびれごなを忘れさせてしまったため初代VCの流用個体。
ねむりごな・やどりぎのタネを選ぶか悩んだが、ガラガラのサポートということで今回はしびれごな・リフレクターを選択。初戦で全く活躍できなかった関係か、以降は選出しなかった。
時間があればめざめるパワー草を粘ってもいいかもしれない。
ーパーティ紹介は以上ですー
続いて対戦ログに移ります。