ヒストリアカップ裏オフレポその①

3月10日(土)、江東区文化センターで行われたヒストリアカップ裏に参加してきました。結果は予選ブロック8戦5勝2敗の2位通過、決勝トーナメント2回戦負け、3位決定戦勝利の3位でした。初代・一撃あり金銀のレギュレーションとは異なり、より構築・立ち回りが重要視される対戦環境でありどうなるのか非常に不安でしたが、結果が出て非常に満足しています。以下、反省を含めて振り返っていきたいと思います。

 

【ルール・GB環境の概要】

・第4回ポケモンリーグ任天堂公式トーナメント準拠《ニンテンドウカップ2000》

・1撃技の制限はなし

・クリスタル版で覚える技は解禁

・スーパーわざマシン(技思い出し)や配信遺伝技は未解禁

・催眠ターンは1〜6

・1撃技が外れた場合カウンターが成功する(ハサミギロチン除く)

・破壊の遺伝子の混乱が255ターン続く

・その他プレゼントバグ・太い骨を持ったガラガラの攻撃が6段階上昇でオーバーフローするなどなど・・・

 

【パーティ構築】

前回使用した、55ガラガラを主軸にした爆破バトン速攻パをアレンジしてパーティを組んだ。

(参考:前回のパーティ

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前回の反省点として、

 

・ガラガラが突破困難な相手と対面した際には、やむなく一撃技を連発するしかなく、立ち回りがパターン化してしまう。

→特にひかりのこなを持った分身ミルタンクがいる場合、非常に分の悪い運ゲーを制さなければ勝てない。

・カビ・ナッシーが出しにくい試合が多く、選出もマイン・ドーブル・ガラ一辺倒になりがち。

・ガラガラが苦手とするパーティ相手にケンタロスが有利に立ち回れることが少なく、補完しきれていない感がある。

 

が挙げられたのでこれらを踏まえつつ、前回とは異なる環境

・1撃技の制限はなし

・クリスタル版で覚える技は解禁

にマッチするようにカスタマイズすることにした。(とは言っても前回同様に先駆者様のパーティをそのままお借りする形にはなりましたが。。。)

 

【パーティ紹介】

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①55ガラガラ♂@ふといホネ(ガロン) 選出数:7/11

技:じしん・いわなだれ・めざめるパワー(虫70)・つるぎのまい

実数値(個体値):182(15)-141(13)-174(13)-111(15)-144-105(15)

 

・前回は一撃技あり+クリスタル未発売であることから、つるぎのまいではなくじわれを使用していたが、環境変更により技を変更。つるぎのまいを有効活用できた試合が一度もなく、非常に使い方が難しいポケモンであると実感した。

 

・ホネブーメラン→じしんに変更。複数攻撃より命中100技の方が利点が大きいと考えた。

 

・今大会ではパルシェンフシギバナや、55サンダーにいばる+みがわりを採用している型が多く見られたため、立ち回りにくさを感じた。

 

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②55ゲンガー♂@まひなおしのみ(ゴーすけ) 選出数:4/11

技:10まんボルト・れいとうパンチ・ばくれつパンチ・だいばくはつ

実数値(個体値):177(11)-125(13)-121(14)-196(13)-136-177(15) 

 

・前回のケンタロス枠を変更。ガラガラの苦手なエアームドパルシェンフシギバナに強く、55サンダーに後ろを向かない補完枠として採用した。ノーマル・格闘技のみのミルタンクカビゴンや、自爆技にも牽制になる。個人的に特殊アタッカーとして使う場合は、技構成として10まんボルトとれいとうパンチはほぼ確定で、残りの2枠は要検討。ハガネール対策のほのおのパンチや、ムウマフーディン対策のシャドーボールも捨てがたかった。

 

・対いばみが55サンダーはどちらが有利かは要検証。今大会はたまたま2回とも勝ったが、部の悪い対面なのかもしれない。

 

・持ち物は余っていたまひなおしのみを選択したが要検討。パーティ間でうまく調整してもよかったのかもしれない。

 

・個体は初代で使ったものの流用個体。3週間ほど前から厳選をしていたが、700体近く孵化しても良個体が生まれず、最終的に妥協してしまった。

 

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③50カビゴン♂@たべのこし(トトロ) 選出数 8/11

技:のしかかり・じしん・はらだいこ・じばく

実数値(個体値):266(15)-161(15)-116(15)-116(15)-161-81(15)

 

だいもんじ→はらだいこに変更。これによりリフレクターやあまえる持ちにも強く出られるようになり、選出数が大幅に増えた。ガラガラで周りの注意を引いてカビゴンで崩す動きが取れるのはものすごく大きかった。 

 

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④50ナッシー♂@おうごんのみ(ラフランス) 選出数 8/11

技:めざめるパワー(草)・しびれごな・リフレクター・だいばくはつ

実数値(個体値):189(3)-141(10)-135(14)-176(15)-116-106(15)

 

サイコキネシス→めざめるパワー(草)に変更。これにより、パルシェン・冷Bなし電磁波壁スターミーに強く出れるようになった。前回よりもパルシェンが増えたことが追い風だった。

 

・一撃技のない環境なので、じわれカビやハガネールがいないことからか、こちらも選出数が大幅に増えた。特にハガネールに後出しできるのはすごく大きかった。

 

・ガラガラ・カイリキーなど、めざ虫持ちが非常に増えているため、その点は注意が必要。

 

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⑤50マルマイン@きせきのみ(グレネード) 選出数4/11

技:10まんボルト・でんじは・ひかりのかべ・だいばくはつ

実数値(個体値):166(15)-101(15)-121(15)-131(15)-131-191(15)

 

・以前と同じ個体。前回に比べて選出数が減った。低レベルスターミーやエアームドをゲンガーで見ることが多く。役割が被ってしまった感がある。

 

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⑥50ドーブル♀@ひかりのこな(リルム) 選出数2/11

技:キノコのほうし・アンコール・こうそくいどう・バトンタッチ

実数値(個体値):161(15)-56(x)-86(15)-71(15)-96-126(15)

 

・以前と同じ個体。前回に比べて選出数が減った。55サンダーやパルシェンが多いのが向かい風だった。ただ低速ポケモンが多い場合は催眠技が刺さり、有利に試合を運ぶことができた。

 

・持ち物ひかりのこなは要検討。催眠の持続ターンが長いため、対策してもよかった気もした。

 

【基本選出・立ち回り】

①ガラエースその1(ドーブルバトン)

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バンギラスカビゴンなど、ドーブルが先制できるポケモンが多い場合に選出。初手をマイン・ドーブルを選ぶ際は慎重に。ドーブルがどのくらいのラインまで攻撃を耐えられるのか把握するのが重要かも。

 

②ガラエースその2(壁爆破)

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・壁や麻痺技で場を整えてからガラガラで抜いていく。相手の攻撃がぬるい場合は、カビゴンのはらだいこも使っていく。

 

③ゲンガーエース(爆破+特殊で殴ればいい)

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・ゲンガーが有利を取れる相手が多い時に選出。ゲンガーがひたすら上から特殊技で抜群をついていき、部のいい運ゲーに持ち込む。

 

全体として非常に短期戦で勝負がつくため、選出が非常に重要。見せ合い時点で相手のポケモンの処理ルートを事前に考えておき、初手から躊躇せず爆発していく。乱数が絡む場合でも有利な確率勝負は積極的にしかけていた。

 

ーパーティ紹介は以上ですー

続いて対戦ログに移ります。